フェイス株式会社
フェイス社は各種電子機器の設計から製造を受託するEMSメーカーです。
設計・材料調達・基板実装・装置組立・調整・検査・メンテナンスまですべて受託可能です。
制御技術を基本にして多品種・少量品に対応し、モジュールから完成品まで多岐に渡る製品を高い品質とスピード対応しています。
Pシリーズ変換器はフェイス(株)が長年に亘り同機能の製品を大手センサーメーカにOEM供給してきた経験を生かし、この度薄型仕様に開発した新製品で、入力パルスをアイソレート、分周、アナログに変換する3機種からなります。
弊社は全製品の販売代理店です。
パルス変換器(Pシリーズ)の全体特長
- 近接スイッチのほかにロータリエンコーダを直結(大容量100mA検出器電源)
- 90°位相差2信号の分周期を2種、1信号の分周期1種
- ロータリエンコーダの90°位相差2信号やラインドライバ出力を高速アイソレート処理(パルスアイソレータ)
- 高速応答(FVコンバータ100kHz、パルスアイソレータ・パルス分周器200kHz)
- アナログ電圧/電流出力を並列で出力。選択使用、並列使用いずれもOK(FVコンバータ)
フルスケール設定と応答速度選択がパネル面で任意に設定
FVコンバータ(パルス−アナログ変換器)の機能・特長
- 回転センサ、ロータリエンコーダのパルス列信号を入力周波数に比例したアナログ信号に変換します。
出力は0-10V電圧出力と4-20mA電流出力を同時出力。
入出力は内部フォトカプラでアイソレートされています。 - フルスケール値は50Hz-99kHzの範囲で設定。
低速から高速まで幅広い用途でご使用いただけます。入出力の換算や積分フィルタの定数はパネル面からスイッチで設定できます。 - 検出器電源100mA。ロータリエンコーダを直結できます(専用電源不要です)。
- 対ノイズはCEマーキング要求IEC801-4レベル3をクリアしております。
パルスアイソレータ(高速応答/ラインドライバ・コンプリメンタリ出力)の機能・特長
- 90°位相差2信号のパルス信号を内部フォトカプラでアイソレートして出力する高速パルスアンプです(応答速度max.200kHz)。
- 検出器電源100mA。ロータリエンコーダを直結できます(専用電源不要です)。
- 出力はコンプリメンタリ(電圧)、オープンコレクタ、ラインドライバーを用意。
ロータリエンコーダ出力のノイズ対策や長距離電送用として最適です。 - 対ノイズはCEマーキング要求IEC801-4レベル3をクリアしております。
パルスアイソレータ(5VTTL/コンプリメンタリ・オープンコレクタ出力)の機能・特長
- 90°位相差2信号のパルス信号を内部フォトカプラでアイソレートして出力するパルスアンプです。
- 入力は5VTTLレベル。出力はコンプリメンタリ(電圧)とオープンコレクタの2種。
ノイズ対策や長距離電送用として最適です。
- 検出器電源100mA。ロータリエンコーダを直結できます(専用電源不要です)。
- 対ノイズはCEマーキング要求IEC801-4レベル3をクリアしております。
パルス分周器(PED型)の機能・特長
- 入カパルス信号を任意(1/1〜1/9999)に分周したパルスで出力する1方向型の分周器です。
パルス信号を内部フォトカプラでアイソレートして出力する高速パルスアンプ機能も果たします(応答速度max200kHz)。 - 検出器電源100mA。ロータリエンコーダを直結できます(専用電源不要です)。
- 出力はコンプリメンタリ(電圧)、オープンコレクタを用意。
ロータリエンコーダ出力のノイズ対策や長距離電送用として最適です。 - 対ノイズはCEマーキング要求IEC801-4レベル3をクリアしております。
パルス分周器(PRH型)の機能・特長
- 90°位相差2信号を1/1〜1/256に分周して出力します。出力は90°位相差2信号出力、正逆回転検出ができます。入出カパルス信号は高速フォトカプラでアイソレート(応答速度maxlOOkHz)。
- 出力はコンプリメンタリ(電圧)、オープンコレクタの2系列を同時出力。パネル面での分周値選択機能も実現しました。システムの違いごとに製品を用意する必要がなく在庫対応が可能です。
パルス分周器(PRB型)の機能・特長
- 90°位相差2信号を1/1〜1/16の間で任意に設定可能。
- 入力信号A、B相の切り替え機能付き
- 出力はコンプリメンタリ(電圧)、オープンコレクタの2系列を同時出力。パネル面での分周値選択機能も実現しました。システムの違いごとに製品を用意する必要がなく在庫対応が可能です。
レートマルチプライヤ(PRM型)の機能・特長
- 90°位相差2信号のパルス信号を受信して、比率設定値を乗算した位相差パルス列信号を出力。
- 入出力パルス信号は高速フォトカプラーにてアイソレート
- 比率設定はパネル前面のロータリーSW(5桁)にて00.001%〜99.999%の任意設定
- 出力信号はコンプリメンタリ(電圧)、オープンコレクタの2系列を同時出力
- パネル面モード選択SWにて90°位相差2信号入出力型と1信号入力出力型の切替が可能